やはりQiitaのいいね仕様はまちがっている。
こんにちは。のらぬこです。
Qiitaという、ソフトウェア開発エンジニア向けのサービスがあります。
「ソフトウェアエンジニアをやっている(目指している)方向けに特化した、技術ブログサービス的なもの」と僕は認識しています。
さて、そのQiitaさんなのですが、最近、機能追加とそれに合わせたデザイン変更が行われました。
今まで、「記事のストック」という機能が「記事のブックマーク」+「記事へのフィードバック(よかったよ!という意思表示)」の役割を果たしていました。
今回、新たに「いいね」を追加し、「ストック」はブックマーク目的、「いいね」は記事へのフィードバック目的という風に、役割を分割しました。
その辺の経緯と、機能の説明、使い方などは、Qiitaさんの公式アナウンスに書かれています。
投稿記事やコメントに「いいね」できるようになりました(Contributionの算定基準も変わります)... - Qiita Blog
この変更意図は分かります。
しかし、僕は今回のQiitaの変更は、「記事の価値を表す指標とブックマークとしての指標を明確に分離し、記事の価値を定量的に図る指針を作るための機能を追加したい」という運営会社の都合を、エンドユーザの使い方を制限するというやり方で押し付けただけの、とてもナンセンスな変更だと感じています。
その上で、なぜそう感じたのか、じゃあどんなものならいいと思うのか、を書いていこうと思います。
なぜナンセンスと感じたのか
根底にあるのは、「いいね」と「ストック」、どちらも「記事とユーザを何らかの目的で紐づけている情報」という意味では同じもののはずなのに、機能的な制約を課すというやり方で、2つを使い分けることを強要しているということだと考えています。
僕が感じた機能的制約とは
- 記事のストック数が記事上には表示されなくなった
- 代わりに「いいね」の数が表示されるようになった。
- 自分がストックした記事の一覧は後から見ることができるが、いいねした記事の一覧はいいねした本人含め誰も閲覧できない
- 記事を開けば、いいねしてくれたのが誰なのかは(以前のストックと同じく)見ることができる。
- 「いいね」ボタンは目立たせているのに、「ストック」ボタンは薄めの色を使いワザと(?)目立たないようにしている?
の3つです。
これらの3点について、なぜそうしたのか、をなんとなく推測してみました。
まず、記事のストック数が表示されなくなった理由についてですが、今までは「良記事」の指標として「ストック数」を出していたけど、その役割は「いいね」が担うことになり、「ストック数」は表示する必要性がなくなった。
いいねした記事の一覧が見られない理由は、それを出してしまうと、「ストック」と「いいね」の機能的な差異がなくなってしまい、「いいね」が「これまでのストック」と同じ使われ方をされることを危惧したのではないかと考えます。
まあ、まず間違いないと思っています。
どう使うかはユーザが考えるものだと思うので、もしそうだとしても、それを危惧する必要は全くないと思うののですが。
ストックボタンをかなり控えめなデザインにした理由は、正直よくわからないです。リリースノートには、今後、ストックは一時的に使うものという記載がありますが、あそこまで目立たなくさせる必要性は感じられないし、そもそも「いいね」は「ストック」の代替にはなっていないし、置き換えられるものでもないでしょう。
じゃあどんなものならいいと思うのか
唐突ですが、ニコニコ動画のマイリストの仕組みはとても優秀だと思っています。
一般会員とプレミアム会員で数の制限とかは違っていたと思いますが、「とりあえずマイリスト」が、とりあえず保存した動画、これ以外に自由な名前のマイリストを何個か作れて、自分の気に入った動画を好きなように分類できるようになっています。
機能仕様としては、あんな感じでよかったんじゃないかなーと個人的には思います。
「とりあえずストック」と「ストックに追加」を用意して、「ストックに追加」を選んだ場合には目的別にカテゴライズできるようにするイメージです。
ストックする理由は人それぞれだし、Qiita側が「同じデータ」を「それぞれにこういうインターフェースを用意したので、このように使ってください」とレールを用意してあげる必然性は全くないはずです。
「とりあえずストック」に今まで通りため込んでもいいし、「後で読む」「良記事」「俺の教訓」みたいにカテゴリー分けして保存してもいいし。
記事のコントリビューションについても、以下のような感じで
- とりあえずストック = 0.8
- その他の名前付きストック = 1.0
- 一人のユーザが、同じ記事を複数のストックに入れた場合もスコア上限は1
という感じで、なんとなくしっくりくるんじゃないかと思います。
少しだけ余談
僕は、記事の「ストック」機能を、あとで読もうと思った記事、教訓的な記事など何度か読み返したい記事などを記事を保存(ブックマーク)する目的で活用してきました。
Qiitaさんもご推察の通り、はてなスターのように面白かった記事や参考になった記事へのフィードバックとしても使っています。
ストックした記事の一覧を見返してみると、あとで必要になりそうだと感じたからストックした系の記事が2割、はてなスターのような意味合いで使ったのが8割位です。
ただし、少し時間が空いたとき等、なんとなくストック記事一覧を眺めることはありますが、後から読み返そうと思ってストックした記事をストック記事一覧から探して読み直しにいったことはあまりないと思います。
これは別にストック記事一覧が使いずらいというわけではなく*1、アドレスバー検索ワードを入力してリンクの色が変わっている(過去に開いたことのあるページ)ページを再度開くほうが、ストック記事一覧を漁るよりも知りたい情報にたどり着くまでの負担が少ないからです(結果、寄り道してしまうこともありますが)。
とりあえずまとめ
しばらくは、Qiitaさんの推奨する使い方をしてみようと思います。
じゃあお前はストック一覧を活用していたかと言われれば、そうでもないかなーという気もするし、それなら、いいねした記事一覧がなくなったとしても実はあまり困らないかもしれないし。
この記事を書く際に参考にさせていただいた記事
今回の記事は以上となります。
お読みいただいてありがとうございました。
*1:ストック記事の記事タグでの絞り込みくらいは実装してほしいなーとは思いますが
nodejs+expressで自PCにオレオレあぷろだをつくる
こんにちは。のらぬこです。
何回かに分けて、僕が持っている4種類のゲーム機(PS3、PS4、PSvita、3DS)のスクショ画面をPCにネットワーク経由で取り込む話をしました。
- 第一回:【PS3】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第二回:【PS4】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第三回:【PSVita】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第四回:【3DS】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
いずれのハードも、一旦インターネット上の何処かにファイルをアップロードし、PCからそれを取り出すというやり方で実現可能という内容でした。
でも、外部のサービスを利用しなくても、自分のPCにWebサーバを立てれば、ゲーム機のWebブラウザから自分のPCに接続し、スクショ画像を自分のPCに直接アップロードすることができるようになります。
今回は、自PCでオレオレあぷろだを立ち上げ、ゲーム機で撮ったスクショを自PCに直接アップロードできるような仕組みを作りたいと思います。
3DSのみ、スクリーンショットの保存方法が特殊なため、今回記載する方法は使えません。
ただし、ゲーム内にスクリーンショット保存機能を持つ一部のゲーム(ファンタジーライフリンクやドラゴンクエスト8等)や、3DSカメラで撮影した写真等は、今回紹介する方法を使用して、画像データをPCに直接アップロードすることが可能です。
開発言語をどうするかはちょっとだけ悩んだのですが、昔、nodejsを使うと簡単にWebサーバがたてられるみたいな記事をどこかで見たのを思い出し、nodejsで書いてみることにしました。
とりあえず「nodejs ファイル アップロード」でググってコピペで動かしてみようって思ったのですが、意外と動かず苦労しました。
開発・実行環境
- Windows10 Home x64
- nodejs
- version 6.9.1 LTS
- Node.js
- express(nodejsで動作する軽量webフレームワーク)
- version:4.14.0
- Express 4.x - API リファレンス
- multer(multipartなformdataを扱うためのモジュール)
前準備
- 必要なモジュールをインストールし、expressのひな型プロジェクトを作成します。
C:\DATA>npm --version 3.10.8 C:\DATA>npm install -g express `-- express@4.14.0 C:\DATA>npm install -g express-generator `-- express-generator@4.14.0 C:\DATA>express uploader C:\DATA>cd uploader && npm install
- multer モジュールを プロジェクトに追加します
package.jsonを以下のように編集します。
{ "name": "uploader", "version": "0.0.0", "private": true, "scripts": { "start": "node ./bin/www" }, "dependencies": { "body-parser": "~1.15.2", "cookie-parser": "~1.4.3", "debug": "~2.2.0", "express": "~4.14.0", "jade": "~1.11.0", "morgan": "~1.7.0", "serve-favicon": "~2.3.0", "multer": "~1.2.0" // <=== 追加 } }
編集が終わったらモジュールをインストールします
C:\DATA\uploader>npm install
- ここまでの作業の動作確認をする
まず、Webサーバを起動します。
C:\DATA\uploader>npm start > uploader@0.0.0 start C:\DATA\uploader > node ./bin/www
Webブラウザで http://localhost:3000/ に接続すると、以下のような画面が表示されるはずです。」
また、コマンドプロンプト(コンソール)には以下のようなログが出力されるはずです。
GET / 200 420.317 ms - 170 GET /stylesheets/style.css 200 6.069 ms - 111
ここまで確認できたら、コマンドプロンプト上で CTRL+C を押し、サーバを停止します。
補足
express は軽量webサーバを作るためのモジュール、express-generatorはexpressのためのひな型プロジェクトを生成するためのモジュールです。
また、multerは form-dataを扱うためのモジュールです。
実装
まずはファイルのアップロード先ディレクトリを作ります
C:\DATA\uploader>mkdir uploads
次に、ファイルアップロード画面のWebページを作成します。 views/index.jade を以下のように編集します。
extends layout block content form(method="post", enctype="multipart/form-data", action="/") input(type="file", name="uploadedfile") input(type="submit")
最後にapp.js を編集し、formがpost 際の動作を実装します。
var express = require('express'); var path = require('path'); var favicon = require('serve-favicon'); var logger = require('morgan'); var cookieParser = require('cookie-parser'); var bodyParser = require('body-parser'); // 以下の行追加 var multer = require('multer'); var index = require('./routes/index'); var users = require('./routes/users'); var app = express(); // view engine setup app.set('views', path.join(__dirname, 'views')); app.set('view engine', 'jade'); // uncomment after placing your favicon in /public //app.use(favicon(path.join(__dirname, 'public', 'favicon.ico'))); app.use(logger('dev')); app.use(bodyParser.json()); app.use(bodyParser.urlencoded({ extended: false })); app.use(cookieParser()); app.use(express.static(path.join(__dirname, 'public'))); app.use('/', index); // 追加ここから >>>> var storage = multer.diskStorage({ destination: function (req, file, cb) { cb(null, './uploads') }, filename: function (req, file, cb) { cb(null, '[' + Date.now() + ']' + file.originalname) } }); var upload = multer({ storage: storage }); app.post('/', upload.single('uploadedfile'), function (req, res) { console.log(req.file); res.redirect(301, '/'); }); // 追加ここまで <<<< app.use('/users', users); // catch 404 and forward to error handler app.use(function(req, res, next) { var err = new Error('Not Found'); err.status = 404; next(err); }); // error handler app.use(function(err, req, res, next) { // set locals, only providing error in development res.locals.message = err.message; res.locals.error = req.app.get('env') === 'development' ? err : {}; // render the error page res.status(err.status || 500); res.render('error'); }); module.exports = app;
よその記事を見ると、multer オブジェクトの生成部分を
var upload = multer({ dest: 'uploads/' });
のように書いているところが多いのです。
しかし、この書き方ではアップロード後のファイル名の指定ができず
保存されたファイル名が、be167931b87cc96e66986ae97df4a85f
のようになってしまいます。
ファイル名のカスタマイズ(例えば、アップロード時のファイル名で保存する等)方法は github内のreadme に書かれています。
GitHub - expressjs/multer: Node.js middleware for handling `multipart/form-data`.
動かしてみる
webサーバを起動し、ブラウザから http://localhost:3000/ にアクセスします。
アップロードしたいファイルを適当に選択し、[クエリー送信]ボタンを押すと、ファイルがプロジェクトディレクトリ内の uploads ディレクトリにアップロードされます。
もちろん、ゲーム機やスマホからも接続できます。
他のPCなどから接続するときは http://192.168.1.10:3000/ のように今回作ったWebサーバを立てたPCのIPアドレスを指定してください。
以下、new nintendo 3DSの場合です。
ということで、無事、当初の目的が達成できました。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
この記事が何かの役に立てば幸いです。
それでは。
続編書きました。登録済のファイル一覧の表示ができるようになっています。
【3DS】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
こんにちは、のらぬこです。
今回は、ゲーム中の画面をスクリーンショットとして保存してWiFiなどのネットワーク経由でPCに取り込む方法のとりあえず最終回です。
最終回となる今回は、nintendo 3DSについての説明をさせていただきます。
スクリーンショット保存のために利用するmiivirseのサービスが2017年11月8日に終了する事が発表されました。この記事で書かれている方法は、2017年11月8日以降使用できなくなると思われます。
https://www.nintendo.co.jp/support/information/2017/0829_miiverse.html
新しいゲーム機を買ったら続編を書くかもしれませんが当面そういうことはなさそうです。
case 3 : nintendo 3DSの場合
前回はPlaystation vitaでのお話でした。
今回は、nintendo 3DSでスクリーンショットを保存する方法、そしてそれをPCに取り込む方法を書いていきたいと思います。
スクリーンショットの保存方法
実は、nintendo3DSには、ゲーム画面のスクリーンショットを取って3DS内に保存する機能は標準では備わっていません。
その代わり、nintendoが運営している『Miiverse』というサービスを使えば、プレイ中の画像を投稿、保存することができるようになっています。
やり方は簡単です。
ゲームプレイ中、撮影したい場面で3DSのHOMEボタンを押し、画面の右上のほうにある『Miiverse』アイコンを押して、『Miiverse』を起動します。
なお、Miiverseはネットワークを使って外部のサーバと通信を行うため、WiFiネットワークが使えない場所では起動することができないので、そこだけ気を付けてください。
起動すると、以下のような画面になります。
画面が表示されたら、保存したい画面(上画面か下画面のどちらか)を選択して、「アルバムに保存する」ボタンを押してください。自動的に、スクリーンショット画像がMiiverseに保存されます。
なお、「エルミナージュゴシック3Dリミックス」や「大逆転裁判」等、アルバムへの保存ができないゲームもあります。
もしも、Miiverseを起動しても「アルバムに保存する」というボタンが表示されない場合は、残念ながらスクリーンショットの保存はできません。
PCへの取り込み方法
PC版のMiiverseにパソコンからWebブラウザで接続し、アルバムの画像をダウンロードします。
まずは、『Miiverse』にアクセスします。
画面右上のログインボタンを押してMiiverseにログインします。
マイページに移動して、「アルバム」というメニューを開くと、先ほど3DSで保存したスクリーンショットが保存されています。
画像を選んで、ブラウザの右クリックメニューなどから画像を保存してください。
というわけで、4回に分けて、ゲーム画面のスクショ保存&PCへの取り込み方法の解説をしてきました。
一部、対応していないゲームがあったり、すべてのゲームでうまくいくものではありませんが、少しでも読んでいただいた方の参考になれば幸いです。
今回の記事は以上となります。
お読みいただいてありがとうございました。
- 第一回:【PS3】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第二回:【PS4】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第三回:【PSVita】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第四回:【3DS】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法 (今回の記事)
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【PSVita】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
こんにちは、のらぬこです。
今回は、ゲーム中の画面をスクリーンショットとして保存して、WiFiなどのネットワーク経由でPCに取り込む方法、の第三弾です。
case 3 : PS vita編
前回はPS4でのお話でした。
今回はそれに続きPS vitaの場合の、スクリーンショット保存方法、PCへの取り込み方法の話をします。
なお、今回紹介する方法は、PS vita、PS vita TV どちらのハードでも可能な方法となっています。
PS vitaでは、スクショ撮影保存からネットワーク経由でのPC取り込みまで、PS vitaに最初から備わっている機能でできます。
ただし、PC取り込みの部分については「コンテンツ管理」アプリがとても使いずらいので、そこの部分はそれ以外の方法をとることにします。
スクリーンショットの保存方法
PS vitaも、PS3やPS4と同様に、ゲーム機の機能としてスクリーンショットを保存する機能が搭載されています。
やりかたは、スクリーンショットを保存したい画面で、「PSボタン」を押しながら「START」を押すだけです。
「カシャッ」というシャッター音とともに画面がフラッシュし、スクリーンショットが保存されます。
また、ゲーム中の画面のほかに、ホーム画面、PS Storeの画面など、ほとんどすべての画面をスクリーンショットとして保存することができるようになっています。
ただし、放送関連の利権集団の陰謀と思いますが「torne PS Vita」の画面だけはスクリーンショット保存ができませんでした。
テレビ視聴中の画面だけではなく、番組表画面、メニュー画面等すべてダメのようです。
PCへの取り込み方法
PS VitaからPCへの取り込みは、PS vitaに最初からインストールされている「コンテンツ管理」というアプリを使えばできるようになっています。
でもこのアプリ、やたら接続に時間が掛かる上に使いずらいので僕は使ってません。
同じくPS vitaにインストールされている「eメール」アプリを使って、自分あてに添付画像付きメールを送るのが簡単でおすすめです。
メールアカウントの初期設定が必要ですが、「gmail」もしくは「yahooメール」のアカウントをお持ちであれば、アカウントの情報を入れれば、すぐに使えるようになっています。
まずは「eメール」アプリを起動します。
画面右上の「新規作成ボタン」を押します。
画面右中央付近のカメラマークのアイコンを押して、「画像を選ぶ」を選択します。
画像の選択画面が表示されるので、PCに送りたい画像を選んでください。
元の画面に戻ってくると、選んだ画像ファイルが添付されています。
必要に応じて、タイトル、本文などを入力し(何も入れなくてもとりあえず大丈夫です)、送信ボタンを押せば、選択したスクリーンショット画像が添付されたメールが自分あてにが届きます。
なお、メールは使っていない、もしくはメールの設定はよくわからないという方は、vita用のtwitterアプリを使用する方法もあります。
PS store に「Live tweet(無料)」というアプリが公開されているので、そちらをダウンロードしてください。
アカウントを設定すれば、画像付きツイートを投稿するのと同じ感覚で、スクリーンショット画像をツイッター経由でPCに持ってくることができるようになります。
今回の記事は以上となります。
読んでくれた方の参考になれば幸いです。
- 第一回:【PS3】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第二回:【PS4】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第三回:【PSVita】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法 (今回の記事)
- 第四回:【3DS】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
【L2/R2、L3/R3ボタン搭載】リモートプレイアシストアタッチメント for PlayStationVita (PCH-2000専用)
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【PS4】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
こんにちは、のらぬこです。
今回は、ゲーム中の画面をスクリーンショットとして保存して、WiFiなどのネットワーク経由でPCに取り込む方法、の第二弾です。
case 2 : PS4編
前回はPS3での話をしたので、今回はそれに続きPS4の話をします。
PS4も、PS3と同様にゲーム中の画面をスクリーンショットとして保存する機能が最初から本体に搭載されています。
PS4をお持ちの方はご存知と思いますが、PS4では静止画だけではなく動画も保存できたりゲーム機の機能でゲーム実況ができたりと、PS3に比べて格段に進化しています。
動画や実況の話はおいておいて、この記事はゲーム中の静止画保存とPCへの取り込みというお題で書いていきます。
スクリーンショットの保存方法
操作は簡単です。
ゲームプレイ中、スクリーンショットを保存したい場所で、コントローラの「SHARE」ボタンを押します。
上のような画面になるので、ここで△ボタンを押せばスクリーンショットが保存できます。
なお、□ボタンを押すとビデオクリップ(プレイ動画)を保存することもできます。
PS4では、ほとんどのゲームでスクリーンショットの保存ができるようになりましたが、ペルソナ5等、ほぼすべてのシーンでスクリーンショットの保存を禁止しているゲームも存在します。
また、一部のシーンのみスクリーンショットの保存が禁止されているゲームもあるようです。
PCへの取り込み方法
先ほどの画面の上から2番目の項目「スクリーンショット」を選んで、とりあえずFacebookやtwitterに投稿してしまうのが 簡単です。
facebookは使っていないのでわかりませんが、twitterなら一度に4枚までの画像をまとめて投稿することができます。
もし、自分のタイムラインを汚したくない場合は、スクリーンショット画像投稿用の鍵アカを作って、PS4のアカウント設定でそちらのアカウントを指定してあげればよいかと思います。
PS4はハードの機能が非常に充実しているので、スクショの保存も、PCへの取り込みもサクッと簡単に行うことができます。
今回の記事は以上となります。
読んでくれた方の参考になれば幸いです。
- 第一回:【PS3】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第二回:【PS4】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法(今回の記事)
- 第三回:【PSVita】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 第四回:【3DS】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/07/29
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【PS3】画面をスクショしてネット経由でPCに取り込む方法
こんにちは。のらぬこです。
ゲーム中の画面をキャプチャーして、スクリーンショットとして保存したくなったことないですか?
用途は様々だと思いますが、例えばブログやTwitterやfacebookに写真をアップするためだったり、ちょっといい感じのシーンなので保存しておきたいとかでしょうか。
今回から数回に分けて、僕が持っているゲーム機限定にはなりますが、ゲーム中画面を静止画キャプチャーしてPCに取り込む方法を書いてみたいと思います。
なお、必要なものは、ゲーム機とPC、あと、ゲーム機によってはデータ受け渡し用のUSBメモリーがあったほうがいいです。
お金をかければ、静止画だけでなく動画もキャプチャー出来たりとやれることが色々増えるのですが、うん万単位のお金がかかる*1ため、そういうのは今回は諦めることにします。
また、PCに取り込む際、ケーブルで繋いだり、USBメモリーを抜き差ししたりというのはちょっとめんどくさいと思うので、なるべくWiFiなどのネットワークを介して転送する方法を紹介しようと思います。
case 1 : PS3編
ということで、まずは、PS3の話をしたいと思います。
前置きとか
PS3ゲームには、スクリーンショット保存に対応したゲームと対応していないゲームがあります。
対応していないゲームの場合は、残念ながらお金をかけずにスクリーンショットの保存、PCへの取り込みを行うことは出来ません。
ちなみに、どのゲームが対応しているか、なのですが、残念ながらゲームのパッケージなどにはおそらく記載されていないため、購入して遊んでみるまではスクリーンショットが保存可能かは分からないと思われます。
スクリーンショットの取り方
ゲームで遊んでいるとき、今のシーンを保存したいって思ったタイミングでコントローラのPSボタン(ちょうど中央の丸い小さなボタン)を押します。
XMBが表示されるので、矢印ボタンで「フォト」に移動します。
スクリーンショットが保存できるゲームの場合には、この中に「スクリーンショットの保存」という項目が表示されます。
保存できないゲームの場合には、どこを探してもそういう項目は見つかりません。
項目を選択後、「〇ボタン」を押すとスクリーンショットが保存されます。
保存したスクリーンショットの取り込み
今年の初めごろまでは、フォトギャラリーアプリから、Picasa というサービスを利用することで、インターネット経由でPCにファイルを送ることができました。
しかし、Picasaのサービスが終了してしまったため、これが使えなくなってしまいました。
今でも一応、USBメモリーなどを使わずに、画像ファイルをPCに転送することもできますが、少しめんどくさいです。
そのやり方ですが、ファイルをアップロードできる外部のサービスを利用します。
PS3のWebブラウザでファイルをアップロードできるサービスを開き、画像ファイルを一旦外部のサーバにアップロードします。
アップロードしたら、今度はPCからそのサービスに接続して、先ほどアップロードしたファイルを持ってくればいいわけです。
この方法であれば、ネットにさえ繋がっていれば、USBメモリーや、PSPなどを用意する必要はありません。
ただ、PS3のWebブラウザ、かなりしょぼいので、今どきのリッチなWebUIはきちんと表示してくれません。 gmail, google drive, onedrive と試しましたがすべて正常にページがロードできませんでした。
いくつかのサービスを試してみたのですが、とりあえず僕が試した限りでは、「普通のあぷろだ」でうまくいきました。
ということで、「普通のあぷろだ」を使用して、PS3内の画像をPCに転送する方法を説明します。
まずは、PS3でWebブラウザを立ち上げます。
「普通のあぷろだ」のページに行きます。△ボタンを押すと、検索というメニューがあるので、「あぷろだ」で検索すると一番上に出てきます。
なお、毎回検索するのもめんどくさいので、何度も使いたいという方は、Webブラウザのお気に入りに登録しておくとよいと思います。
「普通のあぷろだ」のサイトが表示されたら、画面真ん中あたりの「参照」ボタンを押します。
参照ボタンを押すと、PS3に保存された画像を選ぶことができるので、PCに送りたいスクショ画像を選んでください。
ダウンロードパスワード、削除キーを入力して、「利用規約に同意して投稿する」を選べば、ファイルがアップロードされます。
アップロードが完了したのを確認したら、PCで「普通のあぷろだ」のページを開いて、目的のファイルをダウンロードします。
なお、このやり方は、Webブラウザが搭載されたゲーム機であれば、どのゲーム機でも(おそらく)使うことが出来る方法です。
覚えておけば、なにかの役に立つかもしれません。
また、外部のあぷろだを使わなくても、PCの中にじぶん専用あぷろだを立てることも少し頑張れば可能です。
機会があれば、紹介したいと思います。
記事書きました ⇛ nodejs+expressで自PCにオレオレあぷろだをつくる - のらぬこの日常を描く
今回の話は以上となります。
全部無料⇒プライベートgitリポジトリ+CI環境+Issue管理。 VisualStudio Team servicesのススメ
こんにちは。のらぬこです。
gitリポジトリやタスク管理ツール、CI環境等、開発に必要な周辺ツールも最近はクラウドで使えるものが色々出てきて、自分であれこれサービスを立てなくてもソース管理やタスク(Issue)管理、自動テスト/ビルド等の環境が整うようになってきました。
Gitリポジトリだとgithubやbitbucketなどが有名ですし、タスク管理ならTrelloなどがあります。
また、CI環境についてはJenkinsが有名ですが、クラウドサービスだとCirleCIやTravisCIなどが存在します。
さて、この手のサービスの紹介記事では全く話題に上がらないけど、 これらの機能が、プライベートな環境で、無料、無制限に使えるすごいサービスがあります。
今回紹介するのは、Microsoft が運営している「Visual Studio Team services」というサービスです。
Visual Studio Team servicesとは
Visual Studio Team servicesとは、プライベートgitリポジトリとredmineとjenkinsあたりのサービスが1つになったようなクラウドベースの開発支援サービスです。
Visual Studio と銘打ってますが、VisualStudio持ってなくても、MSDNのサブスクリプション持っていなくても誰でも無料で使うことができます。
そして、無料で使えるにもかかわらず、プロジェクト数やリポジトリ容量などの制限がとても緩いのが特徴です。
ただし、5人以上のチームでプロジェクトを共有する場合には有償となるようです。
詳細は、公式ページの説明を読んでいただくのが早いかもしれません。
Visual Studio Team Services - クラウド開発ツール | Microsoft Azure
- 無制限で無料のプライベート コード リポジトリ
- すべてを 1 か所から追跡
- redmine のようなチケットベースのタスク、障害管理システムが使えます
- クラウドの機能を活用した継続的な統合とデプロイ
- Visual Studio のプロジェクトだけでなく、xamarin、maven、android、xcodeなどにも対応した高性能なCI環境が使えます。
- Azreであれば、自動デプロイの機能がCIツールに備わっています。
- AWSなどMS以外の環境へのデプロイについては、頑張ればできるのかさすがに無理なのかは調べてません。
欠点
ユーザインタフェースが英語のみです。
トップページは日本語なのですが、中のコンテンツは英語のみです。
普段から、EclipseやAndroid studio、Unityやxcodeなどをお使いで、英語環境での開発に慣れていれば困ることはきっとないと思いますが、普段からVisual Studio等の日本語開発環境を使われている(とてもうらやましい)方は最初ちょっと大変かもしれません。
また、ネイティブなandroidアプリ開発で使用する場合、CI環境(自動Build)がうまく動かない可能性があります。
androidアプリな方は、以下の記事の通りBitBucket + bitrise + fabric(Crashlytics)の組み合わせがおすすめです。 noranuk0.hatenablog.com
とにかく使ってみる
以下、2016年11月の情報です。登録方法や、使用開始までの画面などは今後変更されるかもしれません。
まずは、gitリポジトリが使えるようになるまでの話をします。
[STEP1] 公式サイトを開いて、画面左下の「はじめる」ボタンを押します
[STEP2] Microsoftアカウントの情報を入力します。
- Windowsのサインインで使用しているアカウントやOnedrive/outlookのアカウントがあればそれでもかまいません
- お持ちでない場合には、http://www.outlook.com からメールアカウントを取得してしまいましょう
[STEP3] アカウントの作成画面で必要な情報を入力します
- プロジェクトダッシュボードのURL、コード管理に使用するツールを選択します。
- コード管理ツールはgitでよいかと思います。
- 続行ボタンを押せば完了です。確認画面などもなく、すぐにアカウントが作成されます。
[STEP4] アカウント作成完了!
- Visual Studio Team services の各種サービスを使うための準備はこれで完了です
- アカウント作成と同時に、MyFIrstProjectというプロジェクトが作成され、gitリポジトリも使えるようになっています。
- この画面の説明はたぶん不要と思うので省略です。
- 鍵の登録方法は、Lern more about SSH のリンク先に書かれています。
- SSH 以外にhttps も使えます。この場合は https + basic認証となります。
- 作成されたgitリポジトリはプライベートリポジトリとなっており、自分(とプロジェクトに参加させたチームメンバ)以外は参照することができません。
[STEP5] 新しいプロジェクトを作る
- さすがに MyFirstProject をずっと使い続けるわけにもあかんので、本番用プロジェクトを作ります。
- 画面左上の「MyFirstProject」と書かれている部分をクリックするとプルダウンメニューが出てきます。
- 下のほうにある「New Team Project」を選択します。
- モーダル内に必要な情報を入力し、Create project ボタンを押せば、数秒ほどで新しいプロジェクトが作成されます。
まとめ&最後に
というわけで、10分ほどで、ほぼ無制限の容量を持つプライベートなgitリポジトリを無料で使えるようになりました。
githubやbitbucketでもプライベートリポジトリを使うことはできます。
しかし、githubの場合は若干お金がかかります。bitbucketには無料プランもありますが、容量の制限が存在します。
その点、Visual Studio Team servicesであれば、容量などを気にすることなくプライベートなgitリポジトリを使うことができます。
さらに、タスク管理や、CI環境なども無料で使用できるのですから、個人開発者さん等、その手のお金はなるべくかけたくないといった方、一度試してみてはいかがでしょうか。
Visual Studio Team serivcesのCI環境の話については、需要がありそうであれば、いずれ機会を見て書きたいと思います。
今回の話は以上となります。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
Visual Studio Team ServicesにプッシュしたリポジトリをAzureに自動でデプロイする方法を記事にしました。 AzureのWebAppから無料プランを選択すれば、Webサービスのホスティングまで全部無料(ただしそれなりの制限はあります)で運用することもできるようになります。 noranuk0.hatenablog.com