使ってみた!Bluetoothでノイズキャンセリングな高性能ヘッドホン・イヤホン
どうも、のらぬこです。
以前、ニンテンドースイッチなどのbluetoothに対応していない機器を、Bluetooth接続対応のイヤホン等と、無線での接続を可能にする「Bluetoothオーディオトランスミッター」と呼ばれる製品の紹介記事を公開しました。
こちらの記事、大好評とはいかないまでも、比較的多くの方にお読みいただいたようで、僕もうれしい限りです。
さて、Bluetoothオーディオトランスミッターを使うには、当然ながらBluetooth対応のヘッドホン、イヤホン、スピーカーなどが必要になってきます。でも、前記事では、そちらについては全く触れていませんでした。
今回は、その辺の話を補ってみようという意味合いも込めて、僕が持っているBluetoothヘッドホン、イヤホンを紹介したいと思います。
イヤホン、ヘッドホンを使うシチュエーションは?
僕がヘッドホンを使うシチュエーション、利用シーンはだいたい下記のような感じです。家で使うことは滅多になく(夜遅くゲームするときに使うことが稀にあるくらい)、利用シーンは基本外出時です。
利用シーン
- 通勤中の電車内(割と轟音きつめな地下鉄区間も含む)
- ひとりでの外食中や休憩中。
- ファミレス、ファーストフード店などで、お昼ご飯や夜ご飯を食べてるときです
利用用途
- 音楽(ジャンルは、アニメ系、ゲームサントラ系などを中心に色々)鑑賞
- ゲーム機と接続して(3DS/PSVita/Nintendo Switch)
- 動画(主にアニメの録画番組)視聴
と、そこそこの騒音の中で様々な用途で使っている感じです。
今回紹介するヘッドホン、イヤホンは?
今回紹介するヘッドホン、イヤホンは、僕が持っている以下の5機種になります。
- MDR-ZX750BN
- MDR-ZX770BN
- MDR-EX31BN
- MDR-1000X
- h.ear in Wireless(MDR-EX750BT)
オーディオ機器メーカーとしてはソニーが特別好きというわけでもないのですが、気が付いたらソニー製品ばっかりになってしまいました(笑) 基本的に外出時(しかも、現在利用中の地下鉄、地下鉄の中でもたぶんかなり煩いです)の利用メインなので、1機種を除いてすべてノイズキャンセリング機能搭載となっています。
一応、ほかにもSHUREの「SE215 Special Edition」というイヤホンを持っていますが、Bluetoothの便利さに慣れてしまい、現在はお部屋の隅っこで眠っております。
一つずつ紹介
取り敢えず手持ちのイヤホン、ヘッドホンについて、良いところ、おすすめポイントなどを交えながら一つづつ紹介してみたいと思います。
MDR-ZX750BN
- 出版社/メーカー: ソニー SONY
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
- 対応コーデック
- SBC/aptX
- 有線接続
- 可能
- NC性能
- ファミレス、ちょっとザワザワした喫茶店、地上を走る電車ならほぼ問題ないレベル、地下鉄はきつい
はじめて買ったBluetoothとノイズキャンセリング全部入りのヘッドホンです。比較的手の出しやすい価格で、Bluetooth+ノイズキャンセリングの両方がついたヘッドホンが欲しい!というお話でしたら、こちらのヘッドホンが一番のお薦めだと思います。
音質もまずまずで、低域から高域までちゃんと鳴らしてくれるし、こもった音でぼやーーっとした感じっという事もありません。
もちろん、同価格帯の有線ヘッドホンには流石に太刀打ちできませんが、機能を考えれば優秀なヘッドホンだと思います。
ただしこのヘッドホンの最大の問題は、すでに生産終了となっており、中古でしか出回っていないことです。中古であることがあまり気にならないのであれば、価格もそれほど高くないですし、今でも十分にお薦めできると思っています。
MDR-ZX770BN
ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン MDR-ZX770BN : Bluetooth対応 マイク付き ブラック MDR-ZX770BN B
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: Personal Computers
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- 対応コーデック
- SBC/aptX
- 有線接続
- 可能(3.5インチミニジャックの接続口の部分が少しくぼんでおり、付属ケーブル以外では奥までしっかりと刺さらないかもしれません)
- NC性能
- ファミレス、ちょっとザワザワした喫茶店、地上を走る電車なら十分な性能、地下鉄はややきつい。「MDR-ZX750BN」よりも性能はよいと思います。
型番的にも価格的にも、最初に紹介した「MDR-ZX750BN」をちょっとグレードアップさせた感じの後継品。ただ、個人的な主観になりますが、音質の観点では1〜2段階グレードダウンした廉価版的な印象でした。
特に顕著なのが高域のかすれです。 シンバルなどの高域楽器はシャリシャリしたノイズがのっかっているような音になってしまっています。
また、「MDR-ZX750BN」と比べて音が籠もった感じになっています。
全体的な音のバランスはよいのですが、高域のかすれに関しては特に意識しなくても普通に気づくレベルです。
ただし、ノイズキャンセリングの性能は前機種からそこそこ向上しています。音質よりもノイズキャンセリングの方に重点を置いた機種なのかも知れません。
これらの2機種で検討するのであれば、中古全然ありですっていう方であれば「MDR-ZX750BN」をおすすめしたいです。
「MDR-ZX770BN」は、音質よりもノイズキャンセリング性能重視で、高級機種を買うほどの予算はなけど(それでも1万円くらいはかかってしまうのですが)性能のよいノイズキャンセリング+Bluetooth接続のヘッドホンがほしいっていう方には向いているかも知れません。
MDR-EX31BN
ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン MDR-EX31BN : カナル型 Bluetooth対応 ブラック MDR-EX31BN B
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2013/10/25
- メディア: エレクトロニクス
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- 対応コーデック
- SBC/aptX
- 有線接続
- 不可能(Bluetooth接続専用になります。充電が切れた場合は音を聞くことができなくなります)
- NC性能
- あるのとないのでは多少は違う程度。そんなに煩くない場所では効果は感じられますが、電車内などそれなりにうるさい場所ではあまり役に立たない気がします。
こちらの商品のみ中古で購入しました。必要性は全く無かったのですが、値段が安かったので衝動買いしてしまった感じです。
付属しているイヤホンの音質は、新品価格で考えると割と微妙ですが、中古5000円未満というお値段ならまずまずと思います。
こちらのイヤホンは、Bluetooth受信部とイヤホンを、3.5インチミニジャックで接続して使う構造になっています。
したがって、標準で付いているイヤホン以外に、普通のイヤホンもつなぐことが出来るようになっています(もちろん、ノイズキャンセリングは使えなくなります)。
なので、好きなイヤホンを刺して Bluetoothオーディオトランスミッター的な使い方をすることも可能です。
MDR-1000X
ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン MDR-1000X : Bluetooth/ハイレゾ対応 マイク付き ブラック MDR-1000X B
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- メディア: エレクトロニクス
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- 対応コーデック
- SBC/aptX/LDAC
- 有線接続
- 可能(有線接続時にもノイズキャンセリング機能使用可)
- NC性能
- ファミレス、ちょっとザワザワした喫茶店、地上を走る電車では非常に快適です。さらに地下鉄等騒音がちょっと強めの環境でも申し分ない性能を発揮してくれます。ただ、地下鉄の中でもうるさい(と思う)京王線では、流石にちょっとボリューム盛らないと、動画音声などは聞きづらいこともあります。
こちらが僕が現在メインで使用しているヘッドホンになります。 というか、充電し忘れて使えない時以外は、基本これしか使ってませんw
性能については、値段が高いだけあって、音質、ノイズキャンセリング性能共に、他の機種を圧巻しています。
まず音質についてですが、低域から高域までアレンジされた感じもなくバランスよく比較的クリアに鳴らしてくれます。さらにノイズキャンセリング性能も抜群で、通常利用で不満に感じることはほぼないと思います。
BluetoothコーデックとしてSBC、aptXに加えて、「LDAC」というソニー独自規格のBluetoothコーデックが搭載されています。Xperiaシリーズなどの対応機器と接続すれば、ハイレゾ相当の高音質なサウンド再生も可能になっています。
一つ難点を挙げるとすれば、耳をすっぽり覆う形のヘッドホンなので、夏は蒸れることとくらいです。
予算があれば是非おすすめしたいヘッドホンです。
なお、2017年10月に発売された後継モデル(WH-1000XM2)では、ノイズキャンセリングの機能、性能が更に良くなっているようです。また、対応コーデックに「aptX HD」が追加されています。価格は少し上がってしまいますが、これから購入される方は、こちらも候補に入れてよいかと思います。
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2017/10/07
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (3件) を見る
h.ear in Wireless(MDR-EX750BT)
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2016/03/12
- メディア: エレクトロニクス
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- 対応コーデック
- SBC/aptX/LDAC
- 有線接続
- 可能(付属の専用ケーブル必須)
- NC性能
- NC非搭載
MDR 1000Xの充電を忘れてた時や、荷物が多くてヘッドホンは持ち歩きたくない時などに使う予備機という位置づけで、カバンには常に入っています。
上で紹介した機種と比べると、くっきりとした若干高域寄りの音作りがされています。もちろん安いヘッドホンにありがちな音ではなく、クリアで聞きやすい音質になっています。
さらに、とても軽量で、首に掛けたときに邪魔になることもありません。
ただし、ノイズキャンセリング機能は積んでおらず、遮音性も特にないため、周囲がそこそこうるさい環境でじっくり聴くようなシチュエーションには不向きかもしれません(普通のイヤホンと同じです)。
ちなみに、こちらもイヤホンもLDAC対応なので、MDR-1000Xと同様に、Xperia等の対応機器では、より高音質なサウンド再生も可能になっています。
ちなみに、2017年の10月に、ノイズキャンセリング搭載した後継的な位置づけのモデル「WI-1000X」も発売されました。ノイズキャンセリング機能付き、ハイレゾ対応ワイヤレスイヤホンという条件であれば、間違いなくおすすめ出来る機種だと思うのですが、価格が高いのが難点です。
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2017/10/07
- メディア: エレクトロニクス
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今後、新しいのを買うとしたら?
ソニーばっかりで恐縮ですが、「WI-1000X」は結構惹かれております。コンパクトでかさばることもなく、カタログスペックを見る限りでは、ノイズキャンセリングも音質もかなり頑張っているように感じました。
もし、MDR-1000Xが壊れてしまったら、今のところは1番の購入候補になると思います。
ということで、今回は、僕が使ったことがあるワイヤレスイヤホン、ヘッドホンを幾つか紹介させていただきました。
この記事がどなたかのご参考になれば幸いです。
amazon echo plus / google home miniのレビュー記事を書きました。 割と辛口ですがご興味ある方いらっしゃいましたらこちらもどうぞってことで。 noranuk0.hatenablog.com
最後までお読みいただいてありがとうございました。