macをWindowsっぽく快適に使う小技集 for Windowsユーザ
前職で1年ほどmac book使ってましたが、それまではほぼWindows、そして仕事とか自宅鯖とかなんとなくお試し程度にLinuxも使ってたのらぬこ(@noranuk0)です。
そんな僕が、先日 mac mini を買いました。
公式販売価格は88000円(税抜き)なので、約35%引きと割りとお得な買い物だった気がしております。
起動して S.M.A.R.T情報を眺めると通電時間は約800時間、それなりには使われていたと思いますがSSD劣化などの心配は全くなさそうです。
ちなみに、モニター、キーボード*1、マウス*2は自宅で余っていたものを使いまわしております。
さて、ここ1週間は自宅ではほぼほぼmac使いになっているわけなのですが、操作がやっぱりwindowsとはかなり違っているわけでして、やっぱりどうにも使いづらいところが多々出てくるわけで。
仕事ではWindowsマシーンを使っている都合上、特にキーボード、マウスの操作性はできるだけWindowsと同じにしたいと思うわけで。
そんなわけで、色々調べつつ、設定変更やカスタマイズ系アプリを入れるなど行い、結果、Windowsと大体おなじような操作性を手に入れることができました。
今回はそのあたりを紹介したいと思います。
前提条件
僕のmac mini環境はこんな感じです。
- mac OS sierra
- キーボード Windows用 日本語キーボード(無線)
- マウス Windows用 2ボタン+ホイールマウス(無線) OSのバージョン、入力デバイスの種類によっては、今回の記事に書かれていることがうまく実現できないかもしれません。
僕もmacには詳しくないので、もしうまく動かないような場合には、すみませんがお力に離れないと思います。
ちなみに、僕が使ってるキーボード&マウスはこちらです。
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早速カスタマイズをする
ここからは、「僕がうまくやったやり方」を説明していきます。
マウスホイールのスクロール方向をWindowsと同じ感じに
購入したてのmacは、マウスホイールでのスクロール方向がWindowsと逆向きです。
Windowsと同じ向きにするには設定が必要です。
- 画面上のメニューバーの左端のりんごアイコンから「システム環境設定」を選びます。
- マウス という項目を探して選択します。
- スクロールの方向:ナチュラルのチェックを外します。
- マウスの移動速度(軌跡の速さ)、スクロール速度なども変更できるので、ついでにお好みで変更しても良いかと思います。
日本語入力の切り替えを [半角全角] キーで行う
これ、割と一筋縄では行きません。
入力ソースの切り替えに使用するショートカットキーは、はシステム環境設定のキーボードから変更ができるのですが、日本語Windowsキーボードをmacにつなぐと、半角全角キーが「`」に割り当てられてしまい、このキー単体をショートカットキーとして設定することはできないようになっています。
標準機能だけでなんとかするのはおそらく不可能で、これを実現するにはアプリの力が必要です。
今回は、「Karabiner-Elements」という、キーコードをかなり自由にカスタマイズできるアプリを使います。
ちなみに、僕はmac標準の日本語入力システムの「ことえり」は好きになれない*3ので、「google日本語入力」を使っています。このあとの説明も google日本語入力の場合の説明になっています。色々察して適宜読み替えるなりgoogle日本語入力も合わせて導入するなりしてください。
ちょっと話がそれましたが、本題の実現方法を大まかに言うと以下のようになります
- 「Karabiner-Elements」を使って「全角半角」キーを「F15」とか割りとどうでもいいキーのキーコードに割り当てる。
- システム環境設定で「入力ソースの切り替え」のショートカットキーに「F15」を割り当てる。
ということで、早速やっていきます。
まずはアプリをダウンロード&インストールします。
- Karabiner-Elements アクセスします。
- ページを開いて1画面ほど下にスクロールすると「Project Status」という見出しの下に You can download … みたいな英語が書かれています。
- そこに、dmg ファイルへのリンクが貼られていると思うので、それをダウンロード&インストールします。 なお、インストール後にPCの再起動が必要になります。
ダウンロード&インストールが完了したら、LaunchPadなどからアプリを起動します。
アプリを起動したら、Virtual Keyboard というタブを開き、Keyboard Typeから JIS を選択します。
次に、Simple Modifications タブを開き、 grave_accent_and_tilde(`) *4を f15 に割り当てます。ほか、お好みでキーコードを変更したいキーを自由に追加しても構いません。
僕は、「無変換」を「英数」に、「変換」「カタカナひらがな」を「かな」キーに割り当てる設定も追加しています。
ここまでの作業で、「全角半角」キーを押すと、f15が押されたと macOSさんは認識してくれるようになりました。
今度は、f15キーが押されたら、日本語み↔英語の入力切替を行う設定を行います。
「システム環境設定」を開き、「キーボード」の設定画面を開きます。
「入力ソース」タブを選び入力ソース一覧から「ひらがな(google)」「英数(google)」以外を削除します*5
「ショートカット」タブを選び、「入力ソース」カテゴリーの「入力ソースの次のソースを選択」のショートカットに F15を割り当てます。
とりあえずこれで、「全角半角」キーで日本語↔英語入力の切り替えが実現できました。
なお、かな→カナ変換とか、そういうのは知らんです。Windowsでも使っていなかったので実現できるのかとかすでにあるのかとかは不明でございます。
キーボード文字エリアの右上にある「¥」で「/(バックスラッシュ)」を入力する
UniCodeとかそういうの知らんですわ。「\」を「¥」として表示してるのはなんかもう暗黙の了解っていうかなんていうか。
google日本語入力使っている方はLaunchPadの中に「config dialog」っていう「ひらがなの「あ」」のアイコンあるので、そこから設定できます。
「ことえり」な方は「システム環境設定」の「キーボード」の中辺りから設定できたと思います。
もう少しネタはあるのですが、そろそろ力尽きてきたので、今回はこのへんで、ということで。
お読みいただいてありがとうございました。