のらぬこの日常を描く

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この便利さは想像以上! ドラム式洗濯機のイイところ ~注意点と一緒に語ってみる~

僕がドラム式洗濯機を選んだ訳

掃除、洗濯、料理、食後の後片付等々、数ある家事の中で最も苦行なのは「洗濯」だと思っています。

洗濯機に洗濯物を入れてスイッチを入れた時点で、「1時間後、洗濯が終わった洗濯物を干さなければならない」という行動的制制約が課せられます。
特に、外出が禁止される(洗濯が終わるタイミングで在宅していなければならない)というのが個人的には一番の心理的負担です。

洗濯物を干した後も、「夕方or翌朝には干した洗濯物を取り込む」という行動予定を頭の片隅に残しておく必要があります。

洗濯物の取り込みを忘たまま仕事などに出かけてしまった時に偶然にも昼から雨ったりすると、雨でびしょぬれになった洗濯物のことを思い出し、非常に残念な気持ちになります。

そんな悩みを軽減してくれるかもしれないドラム式洗濯機、前々から欲しいと思っていたのですが、20万円程度の費用がかかり、それがネックと感じていて、なかなか手を出せずにいました。

それでも、いい加減購入欲が限界値を超えてきまして、今年のお正月、お正月特価セールに期待してヨドバシAkibaに足を運んでみました。

やはり予想通りというかなんというか、家電売り場の各種家電も結構な値引き価格で売られておりました。

もちろんドラム式洗濯機もです。

しかも、ドラム式洗濯機に至っては、お正月特価で通常価格よりも3万~5万ほどのお値引き価格で販売されています。

「迷っている理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめろ」っていう格言、とても名言だと思います。

ドラム式洗濯機があれば・・・

  • 時間の無駄が削減できそう
  • その他のことが何となくいろいろ捗りそう
  • 時間的制約から生まれるストレスがキレイに解消される
  • 今使っている縦型の洗濯機もまとめ洗いするにはちょっと小さい

小一時間ほどウロウロしつつ悩んだのですが、買い替える決断を致しました。

選ぶ時の注意点

その場で、ドラム式洗濯機の選び方のコツを、所有&活用中の友人に聞いてみたところ「設置サイズ」「搬入サイズ」「メンテナンス(フィルター掃除)のやりやすさ」かなー、というご神託をいただきました。

ドラム式洗濯機は、現在「日立」「パナ」「東芝」「シャープ」の4社から販売されています。

基本的には、この中から選んでいくわけです。

搬入サイズについては、僕は戸建て住まいなので、廊下を通過できるサイズであれば基本的には無問題です。

次に設置場所のサイズですが、排水溝が奥の壁から65センチの位置にあるのがネックでしたが、最悪高さをかさ上げすればどうにかなると思ってたので、こちらもあまり気にしていませんでした。

ただ、ランドリースペースの既存の収納家具の都合上、幅が60cm以上のものを選んでしまうと収納家具の買い直しをしないとどうにもならない感じだったので、幅60cm以下というのが割と重要ポイントでした。

メンテナンス性については、どのメーカーも、洗濯機の下のほうに排水用ゴミ取り装置のの糸くずカゴ、上のほうに乾燥機排気ダクト用の吸排気フィルタがあるような構造です。こちらに関してもどれも似たり寄ったりでした。

ところで、ドラム式洗濯機の大きさは、狭いスペースにも収まるコンパクトなもの(幅60cm×奥行60cmほど)と、ファミリー向けの標準サイズ(幅60~75cm×奥行65cm~75cmほど)の2タイプが存在します。

コンパクトサイズのドラム式洗濯機パナソニックやシャープから出ていて、特にシャープのものは高さもかなり低めに抑えられています。

ちなみに、スペック上の容量は、コンパクトサイズの場合は洗濯容量6kg前後、標準サイズの物では洗濯容量10kg前後、どちらのサイズも乾燥容量はだいたいその半分ほどです。

機能については、カタログ上はどのメーカーも大差なく(プラズマクラスターやecoナビ等の付加機能の差異はありますが)、結局、値段とメーカーの好みと見た目で選ぶことにしました。

洗濯機の大きさ(容量)については最後まで迷ってました。

独り住まいなのでコンパクトサイズのものも一応検討しましたが、コンパクトといっても、奥行きが15cmほど小さいだけだし、何より乾燥容量が3kgほどしかありません。

価格は多少抑えられますが、乾燥容量の3kgというのは現在使っている縦型の洗濯機よりも小さくなってしまうため、最終的に候補から外しました。

購入したのは、最近いろいろ(悪い意味で)話題の絶えない東芝さんの最新型モデルです。

実物はこんな感じです。

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操作パネルがなんか未来チックなのがかっこよくて割と気に入っております。

僕が購入したときは、17万3000円+10%ポイント還元ほどでしたが、価格コムなどで探すと、現在の最安価格はもう少し安くなっているようです。

ドラム式洗濯機を買ってよかったこと

洗濯物を放り込んでスイッチを押せばあとは乾燥まで全部やってくれるというのは思っていた以上に心理的に楽です。

別に洗濯マニアではないので、仕上がりがどうだとか、しわがどうだとか、そういうのはよくわかりませんが、とりあえずきれいにはなっています。また、今のところ生乾きだったこともありません。

毛布も洗えるとのことだったので、試しにセミダブルサイズの毛布を洗ってみましたが、洗ってもフカフカのまま、もちろんちゃんと綺麗になりました。

なお、乾燥時には湿気を含んだ温風が大量に排出されるため、洗濯中の換気は割と必須な感じです。

また、運転音もエアコンの室外機よりは大きいため、深夜帯の運転は、地域、環境によっては配慮が必要かもしれません。

ドラム式洗濯機の注意点

乾燥機用のダクトのエアフィルター、排水用の糸くずかご(排水用の水にまざってる糸くずなどのごみを回収するための部品)ですが、とにかく毎回結構な量の綿埃や糸くずがたまります。

まずは乾燥機部分の吸排気口フィルターですが、洗濯後に取り外して汚れを確認してみると、毎回毎回厚さ数ミリほどの綿埃がべったりと付着しています。
乾燥が始まってから半分くらい(1時間ほど)時間が経ったタイミングで、一時停止&フィルタ掃除すれば、若干効率が上がるんじゃないかって思うほどには溜まっています*1

掃除は簡単で、古い歯ブラシなどでフィルターを軽くこすってあげれば、綿埃の塊がごそっと取れるので、はがれた綿埃の塊を捨てるだけです。

難しいことは何もありません。

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乾燥用のダクトが埃で詰まってしまうと、乾燥効率は当然のことながら劇落ちのようです。十分な時間乾燥しても、洗い物が生乾きだったり、最悪、ドラム式洗濯機の故障にもつながってしまうんだとか。検索するとそういった事例もたくさん出てきます。

毎回のフィルタ掃除は超重要な感じですね。

ドラム式洗濯機 乾燥できない - Google 検索

次に排水用の糸くずかごなのですが、こちらも毎回結構な糸くずがたまります。やはり毎回掃除したほうがよさそうです。

ところで、この糸くずカゴなのですが、縦型洗濯機の洗濯槽内側についているような糸くず回収袋に比べると目が粗いです。

細かい糸くずなどは水流でそのまま排水溝に流れてしまうんじゃないかっていうくらいには粗いです。

排水溝が詰まった場合、なんだかとてもめんどくさいことになりそうなので、対策をいくつかとっています。

まず1つ目の対策は、糸くずかごの中に取り付けるゴミ取りフィルターを使う、ことです。

洗濯機内蔵の糸くずカゴよりも目が細かいため、小さな糸くずもしっかりキャッチできるようになるはずです。

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2つ目は、洗濯機の排水パイプと排水溝の間に挟むタイプの糸くずフィルターボックスです。洗濯機の糸くずフィルターで取れなかったごみをここで再回収するために使っています。

糸くずフィルターボックスにも量は少ないですが糸くずや髪の毛などのゴミがたまります。2、3回の洗濯で一つまみというくらいです。

細かいゴミなら水流にのってそのまま流れてしまいそうではありますが、まあ、一応気休め程度といったところでしょうか。

上のリンクで紹介した商品は東芝製ですが、排水溝の口径に合わせて作られているため、おそらく他のメーカーの洗濯機でも使えると思います。なお、日立やパナからも類似品が出ているようです。

洗濯漕も見えないところが結構汚れます。

見える部分、つまり、洗濯漕の内側の金属部分はピカピカだと思います。

ですが、ドアのパッキンを軽くめくって裏側を見てみると、とてもおぞましいことになっているかもしれません。

この部分は乾燥時に熱風がもろに吹き込んでくる場所のため(たぶん)、一度水を吸った綿埃がパリパリに乾燥してしまい、掃除するのも一苦労です。

半年~1年に1回程度で構わないので、専用の洗濯漕クリーナーで洗浄運転をすることを個人的にはおすすめいたします。

SK-1 洗濯槽クリーナー 2個セット

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  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

僕も、使用開始から暫くの間は、たまにめくってみて、取れるゴミだけはつまんで捨てていましたが、使用開始から1年後、専用クリーナーを試しに使ってみました。

洗濯漕内のすべての汚れが本当にきれいに落ちました。

そして、排水用の糸くずフィルターにはものすごい量の糸くずだの綿埃だのがたまっておりました。

洗濯漕クリーナーは結構値の張る商品ですが、年に1回程度は必要経費だと思って利用した方がよさそうです。

まとめ

ドラム式洗濯機、縦型洗濯機と比べると値段も高いし、メンテナンスに若干気を使う必要が出てくることも確かですが、天気の心配と自分のタイムスケジュールを拘束する要因を1つ取り払ってくれるという意味で、費用に見合ったメリットがあると思います。

今後、洗濯のために費やす時間を軽減するための投資と考えれば、確かに多少お高いですが、購入する価値は十分にあると思います。

この記事が、ドラム式洗濯機ほしいなーと思っている方、すでにお使いの方のご参考になれば幸いです。

次は家事の中でも2番目に嫌いな食後の後片付けを楽にしてくれるかもしれない機械を導入したいなぁ。と思う今日この頃です。お金があれば。ですが。。。。

追記)食洗機も買いました!

noranuk0.hatenablog.com

お読みいただいてありがとうございました。

*1:そんな面倒くさいことやらないけど